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20の倍数がSSを書くスレ
1 :
安梨沙
◆ARISA/KXTc
:2003/05/06 23:35 ID:DXfx3SYY
20の倍数のレス番の人がそれ以前のスレで書かれている
事をテーマとしてSSを即興書いてください。
プロ・アマ問いません。
673 :
へーちょ名無しさん
:2004/10/13(水) 00:46 ID:???
とりあえず一つ進めてみます。
次のお題は「営業」をどう使うかが鍵かも。
あずまんがにはあんまり縁のない言葉だと思いますし。
674 :
(。-∋眠)<.。oO(眠い名有り)
◆4sS6D/pkQc
:2004/10/14(木) 22:06 ID:???
さぁ、進めてみますよ
675 :
へーちょ名無しさん
:2004/11/09(火) 19:03 ID:H1Qxmyog
age
676 :
へーちょ名無しさん
:2004/11/24(水) 20:18 ID:yqr5XaV2
誰も書かないのかにゃ?
677 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2004/11/25(木) 02:06 ID:???
レンタルビデオ店での話・・・・・・
だめだ、しょっぱいのしか浮かばないorz
678 :
(。-∋眠)<.。oO(眠い名有り)
◆4sS6D/pkQc
:2004/11/26(金) 19:03 ID:???
気が向いたら書いてみようと思いつつすすめてみる
679 :
へーちょ名無しさん
:2005/01/15(土) 14:53 ID:sWrLtc3k
↓さぁ
680 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/01/17(月) 23:50 ID:???
えーと先に言っておくとキャラはあずまんがじゃありません。
創作板の奴を使いまわしております。(あずまんがだと思いつかなかった)
681 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/01/18(火) 00:04 ID:???
ここは都内某所にある私立桜花学園・・・・・・・
「おはよう百合子さん」
「よっ、ゆりゆり」
「ごきげんよう、静さん、咲月」
教室に入ってきた縦ロールの髪をした女子と、長身で金髪の女子にワンレングス
ヘアーで目付きの鋭い女子が挨拶を交わした。縦ロールは三千院静(さんぜんいんしずる)、
金髪は赤羽咲月(あかばさつき)、ワンレングスは平井百合子(ひらいゆりこ)という。
さらにもう一人ショートカットでこの中で一番小柄な少女が元気なさそうに
教室に入ってきた。
「おはよう京子。どうしたの?元気ないわね」
「うん。ちょっとね」
彼女の名前は相田京子(あいだきょうこ)という。
「ははーん。さてはキョロ、昨日TVでやってた踊る大捜査線2録りそこなったな」
ニヤリと笑って咲月は指を京子に突きつけ指摘する。
「何で分るの?」
「だって京子さん、前々から楽しみにしてましたもの」
京子の顔を見れば大体分ると静は言いたいのだ。それくらい京子は顔に出るのだ。
682 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/01/18(火) 00:16 ID:???
「DVDに録画しなかったの?」
「それが弟の京介が年末にK-1とか録画してたせいで容量足りなくて
全然録画されてないのよ」
百合子が尋ねると、京子はがっくりと肩を落としてそう答えた。
「あーそれはしょうがねぇなぁ」
「でもどうして京子さんはその時いなかったんですの?」
「家族旅行してて帰ってきたのがその翌日だったのよ」
京子はそう言って自分の席に座る。咲月は百合子の机の上に座っており、
百合子は自分の席で早くも寝る体勢だ。静は立っている。
「よし、じゃああたし達が詳細を教えてやろうじゃないか」
「ちょ、ちょっとやめてよ!今度レンタルして見ようと思ってんだから」
「見れなかった京子さんの為ですわ!レインボーブリッジ封鎖出来ません!」
「事件は現場で起きてるんじゃないのよ!会議室で起きてるのよ!勘違いしないで!」
「やめてって言ってるでしょ〜!百合子も〜」
ネタバレしだす静。面白そうとばかりに百合子も加わってくる。
683 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/01/18(火) 00:32 ID:???
京子は耳を塞ごうとするが、咲月はそれを遮った。
「ダメダメ、ゆりゆりも静も。セリフだけじゃ伝わんないって。ちゃんと
説明しないと」
「きーっ!あなた達って本当に性格悪いわねぇ〜」
ほとんど奇声に近い声をあげる京子。
「えーとだな。まあ最初にレンタルビデオ店が何者かに爆破されてくんだけど、
それはこの後待ってる展開の序章に過ぎないんだわ。その後も爆破事件は
続いて、ついには犯行グループはレインボーブリッジを爆破する予告するんだ」
「そこに篭に乗った青島さんが颯爽と現れるのですわ」
「篭〜〜〜〜〜〜?」
京子は目を丸くする。この段階で百合子は引いていた。
「ええ。今までそれで営業してましたから」
「営業〜〜〜〜〜!?」
684 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/01/18(火) 00:39 ID:???
「篭と青島の活躍で何とかレインボーブリッジ爆破は回避出来たんだけど、
それに怒った犯行グループが青島を狙う!青島の危機に現れたのがスナイパー
となった室井だよ」
「な、何であの人スナイパーになってる訳!?」
「そこら辺は次回作で語るそうですわ」
「本当なの、百合子!?」
百合子は半分呆れ顔で首を横に振った。
「そんな物語だったら、私が見たいわよ」
「あーよかったぁ。本当じゃないんだ」
「というか普通は信じないわよ。あんまりに突拍子ないじゃないのよ。
篭で営業って何よ。京子も単純ねぇ」
「あーゆりゆりもそう思うか。でもあんまりキョロが本気にするもんだから」
「ついつい調子に乗ってしまいましたわ」
685 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/01/18(火) 00:54 ID:???
「どうせ私は単純よ!ふん!!」
京子はぷぅと頬をふくらませてそっぽ向いてしまった。
ため息をついた後、百合子は京子を振り向かせて言った。
「一応、録画しておいたからそれでよければ貸すわよ」
「本当!?ありがとう百合子」
パッと表情を輝かせる京子に百合子は釘を指す。
「その代わり、今日は私が授業エスケープしても追いかけない事。いいわね」
「う・・・・・・しょうがないわね」
迷ったものの録画したのを見るのを選ぶ京子だった。
「さすがですわ百合子さん。用意周到ですわ」
「ただの偶然だろ」
そこに担任の教師が教室に入ってきた。それを見るなり速攻でエスケープ
する百合子であった。
「待ちなさい!」
今日もまた波乱に満ちた一日が始まろうとしている。 終
686 :
へーちょ名無しさん
:2005/01/24(月) 22:57 ID:???
無理やり話しにした感がイイ(w
687 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/02/03(木) 22:18 ID:???
よくよく考えたら、あずまんがキャラでも出来ない事もなかったな。
688 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/13(日) 21:37 ID:???
別にあずまんがキャラでなくてもいいわけだし、前例があるし。
しかしまた流れが止まってしまったなぁ。
689 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/14(月) 23:55 ID:???
次の方、お題をよろしく。
690 :
National defense Secretary(国防委員長)
◆pD5R0lbW0.
:2005/02/15(火) 00:01 ID:???
お題
「スキー」などいかがでしょうか?
691 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/16(水) 06:33 ID:???
それじゃ「スキー」で回転スタート
692 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/17(木) 00:15 ID:???
スーパー大回転
693 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/02/19(土) 01:55 ID:???
進めておくとするか
694 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/24(木) 18:27 ID:Of2Pubc6
スキーの季節が終わる前にはよ書かな!
695 :
27
◆gZ3JFQh5g6
:2005/02/24(木) 19:10 ID:???
初カキコ
自分の作品はただ今制作中
696 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/24(木) 22:19 ID:???
スキーといったらシュプールとかモーグルとか
横文字を使ったトリックが有名
697 :
へーちょ名無しさん
:2005/02/24(木) 22:21 ID:???
よつばと系キボンヌ
698 :
27
◆gZ3JFQh5g6
:2005/03/15(火) 20:04 ID:???
とりあえず埋めとくか
699 :
へーちょ名無しさん
:2005/03/15(火) 23:41 ID:???
↓
700 :
いつまでも一緒 in skiing
:2005/05/22(日) 23:36 ID:P/ibJcxE
真っ白な銀世界。
あたり一面が宝石のように輝いている。
日付は12月24日長野県白馬。
ちよ以下智、暦、神楽、榊、かおりんは、ちよの別荘にきていた。
そして現在スキー場に来ており、リフトで山を登り、頂上にいる。
「こんなところにまで別荘あんのかよ……」
「やっぱり山の空気は綺麗ですね―――」
「そうだな」
ちなみに言わなくてもわかるだろうが、かおりんの頭の中は榊のことで一杯である。
――クリスマスイブに榊さんと…… キャー!!
と、5人は頂上からその綺麗な景色を見ている…… 五人!?
「あれ!大阪さんは!?」
そう。大阪の姿が見えない。どこにも……
「大阪ぁ―――どこだぁ―――?」
「みんなぁ〜〜〜」
小さい声が聞こえる。全員がそっちのほうを見ると―――
「「ああっ!!」」
全員が一斉に驚いた。
大阪はリフトに乗っていた。しかも下りの。
「おりれなかったのかよ……」
スポーツ万能の神楽にとっては信じられない光景だ。
「おーい大阪ぁ。1周して戻って来―――い」
「わかったぁ〜〜〜」
その声が聞こえた時には、すでに姿は見えなくなっていた……
701 :
いつまでも一緒 in skiing
:2005/05/22(日) 23:37 ID:P/ibJcxE
そして1周した大阪がとうとう着陸(?)の瞬間を迎える。
ズサァ――――ッ、ドテ!
雪の上に、かなり派手に突っ込んだ。
神楽が近寄って起こしにいく。
「大丈夫か?」
起き上がりながら、大阪はこんな事を呟く。
「あかん。やっぱり雪は滑って危険や……」
「…………」
と、こんなことがあって、全員が滑れる状況になる。
「よっしゃぁ!行くぞぉ〜〜!」
「神楽!勝負だぁ!!」
智が神楽の横に並ぶ。
「ほぅ、いい度胸だ」
二人がストックで斜面のすぐ側まで進んで行く。
「スキーには自信があるんだ。じゃぁ行くぞ!3、2、1」
「「0!!」」
最期は同時に言って智と神楽が同時に滑り始めた。
「それじゃぁ私たちも」
「そうですね」
「うん」
「そうだな」
「せやね」
続いて残りの面々がゴーグルをかけ、滑り始める。
すでに神楽と智は豆粒だ。
彼女たちも一斉に滑り始めたのだが、榊と暦はパラレルターンでザッザッザッと斜面を下っていくのに対し、
ちよ、大阪、かおりんの通称なまこチームは…… 遅い。かおりんと大阪に関してはボーゲンすら怪しい状況である。
「ああっ榊さ……」
ドテ!
何とか榊について行きたいかおりんだが、滑れないものは仕方ない。転んで右のスキー板が飛んでってしまった。
そのまま少し滑り落ちたので、板は自分より結構上にある。
体重が分散されないので、右足が雪に埋まってしまう。この調子では登って取りに行くのは大変だ。
丁度、板の近くにちよと大阪がいるのが目に入った。
「かおりんさ〜〜ん。大丈夫ですかぁ?」
「大丈夫〜〜。ちよちゃん、板取ってぇ〜〜」
かおりんの板を見つけたちよはそれを取ろうと腰をかがめた。
が、慣れてない素人が斜面で腰を曲げると……
「あっ、ああ!!」
板を掴む事は出来たが、そのまま転んでしまう。このままだとかおりんのように斜面を転がる羽目になる。
「ちよちゃんあかん!」
大阪が機転を利かせてちよの手を掴む。しかし、こんな事をすればどうなるか。一目瞭然だ。
きりもみ状態になって斜面を滑走して行く。
「あ〜〜〜ああぁ〜〜〜」
「あ、あ、誰か止めてくださ〜〜い〜〜〜」
2人が線香花火になったように、そこから板やらストックやら雪やらが弾け飛ぶ。
結局止まったのは、かおりんが豆粒に見えるような所。立ち往生することになってしまった。
「あかん。やっぱり雪はあかん」
「あーあー、どうしましょう」
702 :
いつまでも一緒 in skiing
:2005/05/22(日) 23:37 ID:P/ibJcxE
ドサァン!
「よっしゃぁ!私の勝ちぃ〜〜〜!」
智の滑り方は派手だった。
ゲレンデの殆どを直滑降で滑り降りたのだ。
そして終わりの100メートルほどは自分で転んで、斜面の終わりの木の下で丁度止まった。ある意味神業である。
「にしてもお前は……」
そのすぐ後に神楽と榊が降りてきた。
ほぼ直滑降した智のすぐ後に到着できたことを考えると、やはりこの2人の運動能力はすごい。
「やーいやーい!ほらみろ!ともちゃんの勝ちだぁ!!」
「はいはいわかったよ」
自慢する智を無視して、神楽と榊は再びリフトへと向かって行く。
「な、なんだよ〜〜無視すんなよぉ〜〜」
2人を追って、智もリフトへ乗り込もうとしたら、隣へ暦が降りてきた。
「おう、遅いじゃないか」
「怪我して迷惑かけるなよ」
「するわけね〜〜〜じゃん!」
と、その時木の上からドサドサ!と雪が落ちてきた。
無論、智とその側にいた暦は雪まみれだ。
「くけ――――っ!!この木めぇ〜〜〜!」
「バカッ!よせ……」
怒った智は暦の静止も聞かず、木に思いっきり蹴りを入れる。2人が雪だるまになりかけたのは言うまでもない。
「はぁ……」
「どないしよ〜〜」
一方大阪とちよはゴーグルをはずして、斜面に寝転んで青空を見上げていた。
「ちよちゃん」
「なんですか?」
「こんなに空が綺麗やったらなぁ……」
「?」
「雪崩とか起きそうやなぁ」
「!」
何故そんな考えになるのだろうか。
「この前聞いてんけどなぁ、雪崩の直撃受けて、腹掻っ捌けて内臓露出した死体運んだて警察の人が言うとったよ」
「!!」
ちよはそれを想像してしまい、もうガクガクブルブルである。
ザッザッ、ザザァッ
と、二人の横で、スキーの止まる音がした。榊と神楽だ。
「これ」
「ほら、滑らねーとスキーじゃねーぞ」
榊と神楽が二人のスキー板を担いで滑って来てくれた。
「あ、ありがとうございます」
「いいっていいって。悪いな。先に行っちまって。今度は一緒に滑ろうな」
礼を言って、二人はスキーを履く。
「ちよちゃんも、まだボーゲンが完全に出来ているわけじゃないから、一緒に滑りながら行こう」
「じゃ、大阪はどれくらい出来るの?」
「今日がスキー初めてやねん」
「は?」
「だから〜〜 今日が始めてやねん。スキー履くのも」
神楽は言葉を失う。
「だったら、なんでリフトに乗ったんだ?」
「皆乗ったし……」
もう「はぁ〜〜」とため息をついて、顔を押えた。
確かに、スキーしたことある人物ならリフトぐらい乗れるな、と神楽は思った。
「それじゃぁ、とにかく滑って降りれるようにするぞ。」
「よろしくおねがいします」
ということで、ちよには榊、大阪には神楽がついて教えることになった。
703 :
いつまでも一緒 in skiing
:2005/05/22(日) 23:39 ID:P/ibJcxE
「すみません。わざわざ」
「気にしなくていいよ」
ちよは何回か転びそうになりながらパラレルの練習をしている。
「あっ!」
と、ちよが足を滑らせ転びそうになる、と―――
はしっ!
榊が手を掴む。さっきから彼女のおかげで、ちよは一回も転んでいない。やはり、並大抵の運動能力では出来ない技だ。
と、その横を―――
「何やってんだぁ――――!!」
智が直滑降で滑り降りて行く。最後の言葉を言い終わる頃には、すでに豆粒である。
その様子はまるでスキー場の暴走族とでも言ったところだろうか?
一方上を見ると……
大阪の方はフラフラと超低速で迷走している―――こっちはスキー場の迷惑運転だ。
ただでさえ教えるのが苦手な神楽は、かなり苦戦しているようだ。
「なんかさ、かわらないいよね」
榊が微笑んだ。少し珍しい光景だ。
「はい?」
「大学にいってもさ、皆同じだなぁって思ったんだ」
おそらく、ここにいる全員が思ったことはあるだろう。
皆、いつまでも一緒だと。たとえ、実際に側にいなくても、心のどこかに皆がいる、と。
「そうですね!」
「また、来年も一緒にいろんなことできるよね」
「もちろんですよー!来年も、さ来年も!その次の年も、ず〜〜〜〜っと一緒ですよ!」
ちよも満面の笑みで榊に返答した。
「さぁ、滑ろうか」
「はい」
「じゃぁ足をこうして――――」
スキーが終わり、5人が山のふもとまで降りてきた…… またしても五人である。
さて、いない一人は……
「あっ〜〜〜〜っ!かおりん!!」
智に言われて、ちよと大阪はハッとなった。
「そういえば私たち……」
「かおりんちゃんのスキー板……」
その頃、山の中腹では……
「あーあ、結局私は忘れられたままかぁ……」
ため息をついた。
彼女は高校生時代から不幸に見舞われていた。榊とは良くすれ違ってしまい、木村には好かれてしまい……
――それに影も薄いしなぁ……
そんなことを思っている彼女の前に、一人の女性が駆け寄った。
高い身長。スラッとしたスタイル。サラリとした長い髪。間違いない。彼女の憧れの女性、榊である。
「かおりん」
「さ、さささ、さかきさ……」
「ごめん。忘れてて。板は下にあるから、背負って行く」
「え?え?」
突然のことに、かおりんはなかなか正しい思考判断が出来ない。まさか、まさかまさか……
「ほら」
「え……ああ、あああああ!!」
正に、彼女の理想していた現実である。まさか、夢でしか体験できないと思っていた事が、今現実に起きている。
今、榊が彼女を背負って、颯爽と銀世界を滑っているのだ。
――こ、これ夢じゃないよね!現実よね!!榊さんが…… 榊さんが私を背負って……!!!!
もうかおりんの胸はときめきと幸せで一杯である。
かおりんはこの夢心地で山のふもとまで降りて行った……
704 :
いつまでも一緒 in skiing
:2005/05/22(日) 23:39 ID:P/ibJcxE
数日後。別荘にて
「ごほっ!ごほっごほっ!!」
かおりんは風邪になった。無理も無い。運動もせずに、ずっと雪の中でいたのだから。
でも、彼女は今も幸せである。
獣医を目指してる学生といっても、榊は医者の卵。その責任感故に、かおりんを看病している。
「大丈夫か?」
「いいえ。榊さんが横にいてくれてますッ、ヘックシュン!」
「ああ、あまり動いちゃダメだ」
その様子をちよ、大阪、暦、神楽が見ている。
「へーちょ」
「大阪さんも風邪ですか?」
「少なくとも花粉症やないな。にしてもかおりんちゃん幸せそうやなぁ〜〜〜」
「ま、榊はかおりんの憧れだったからなぁ……」
「それに比べてともは―――」
冷たい目で、暦が智に視線を送る。
「直滑降で建物に突っ込んで骨にヒビとはな」
智の右手にはギブスがしっかりと巻かれていた。
「本当、目も当てられねぇな」
「しかも、次の日に遊んでから気づくんだしなぁ……」
「えーい!!別に骨折ぐらいなぁ〜〜〜っ!!」
「ともちゃん、無理しちゃいけませんよぉ。治療費、15万はあるんですから」
流石にちよのこの現実的な一撃は、智にもキツかった。
「うぐ……」
「お母さんやお父さんに必要以上の心配をかけるのはよくないですよ」
「うるさいうるさ〜〜〜い!ちよすけ!!今日という今日は許さん!!ともちゃんチョ――――ップ!!」
「あっ、ともちゃんまっ……」
と、チョップをちよの頭に振り下ろしたわけだが、いつもの癖で忘れていた。
振り下ろしたのが折れているほうの手(右手)だった事を……
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――っっ!!!!」
「バカ……」
「痛いです……」
「ちよちゃん、大丈夫?」
「あーあー、これで手術費上がる羽目になったかもしんねーぞ」
そんな光景を、榊は少し楽しそうに見ていた。
皆いつもと同じ。彼女の側で、彼女の事をじっと見つめているかおりんも。そして、その光景を見ている自分も同じ。
――本当に、いつまでも続くよね。きっと……
榊は空を見上げた。
スキーしたときと同様に、窓の外にはこのまま変らないんじゃないかと思えるくらい、透き通った青空が広がっている……
705 :
(ー・∋眠)<.。oO(眠い名有り)
◆4sS6D/pkQc
:2005/05/22(日) 23:42 ID:???
いやぁ〜〜すみません!
最後らへんの榊がかおりんを背負うのを書きたくて書いちゃいました。(その割にはその部分短くなったけど)
ささ、次もgo!go!go!
706 :
へーちょ名無しさん
:2005/05/22(日) 23:44 ID:???
>>705
自作キャラでよければ構想はあったのにぃ!!
707 :
へーちょ名無しさん
:2005/05/24(火) 18:00 ID:???
早いモン勝ちね。
708 :
27GETTER
◆pXWVmj9lto
:2005/05/25(水) 21:01 ID:???
ストナー・サンシャ埋め
709 :
へーちょ名無しさん
:2005/05/26(木) 21:49 ID:???
>>706-708
お前らはSSを書いた人に乙の一言も言えないのか?
>>705
乙
710 :
へーちょ名無しさん
:2005/05/26(木) 21:51 ID:???
>>700
チョー乙。
携帯で読んじゃったからパケ代コワイ…
711 :
国防委員長
◆Ps6jeUWgS6
:2005/05/26(木) 21:51 ID:???
>>705
乙
712 :
へーちょ名無しさん
:2005/05/26(木) 21:51 ID:???
ちうことでお題は…「授業開始前の朝の学校で,ゆかりとにゃもが…なストーリー。」でゴー!
713 :
限界
◆QkRJTXcpFI
:2005/05/27(金) 12:22 ID:???
ラウンジ初書子 ついでに埋め。
714 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/05/27(金) 20:44 ID:???
>>705
乙です。千尋だったら本当に忘れ去られてそうだ。
715 :
(ー・∋眠)<.。oO(眠い名有り)
◆4sS6D/pkQc
:2005/05/29(日) 20:08 ID:???
うめまふ
716 :
へーちょ名無しさん
:2005/05/29(日) 22:05 ID:???
埋めるの忘れてた
717 :
限界
◆QkRJTXcpFI
:2005/06/02(木) 19:30 ID:???
埋め埋め
718 :
&
◆xjZa72AaqY
:2005/06/16(木) 21:53 ID:???
埋めです。…しかし
>>712
さん、ちょっと何かズルいですよ〜。20の倍数−10じゃないのに
お題出しちゃったりして〜
719 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/06/16(木) 23:11 ID:???
さーて誰が書くかな?
720 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/06/26(日) 23:18 ID:???
とまっているのもなんなんで、今から書くね。
721 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/06/27(月) 00:48 ID:???
『朝靄』
空梅雨という話がちらほらと聞こえ出す、6月初旬のある日。
薄い朝靄が立ち込める車の中で、ゆかりは大きく欠伸をした。
「にゃもー。ねむいよー」
「もう。ホントにだらしないんだから…… 」
社会人として、もうちょっと何とかならないのだろうか、と半ば諦め
ながらも、深い溜息をつく。
「しょーがないだろ〜 朝6時に学校に着くなんて、とても信じられん」
ぼさぼさの頭をかきながら、ゆかりは眠そうに目を擦った。
「それにしても、よく覚えていたなー 」
感心したような、からかうような口調に、みなもの頬が少しだけ
紅く染まる。
「忘れるはずないじゃない…… 」
暫くいつもの道を走ると、みなもの車は、職員専用の駐車場に滑り込み、
振動音がとまる。
722 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/06/27(月) 00:48 ID:???
「いきましょ」
車から降りた二人は、トランクを開けて荷物を取り出す。
校舎を横切り、裏庭まで歩いていく。誰もいない早朝の学校は、微かに
響く小鳥の泣き声以外は、本当の意味での静寂に包まれている。
みなもは桜の木の根元まで着くと、小さく頷いた。
「そろそろ、いいわね」
真剣な表情で、ゆかりを見つめる。
「あーいいよ」
いつもはお気楽な調子のゆかりも、少し真面目な顔つきに変わっている。
二人は抱えていた荷物の袋から、スコップを取り出した。
「確か、この辺りだったわね」
桜の根を傷つけないように、地中の物を壊さないように、慎重に掘り返
していく。
十センチ程進むと、先端にカチリとした音が鼓膜に響く。
「あった! 」
二人の女教師は顔を見合わせて、小さく叫んだ。ここからは軍手をはめた
手を使って、慎重に掘り進んでいく。
白い紙が入ったビンが。土の中から取り出されるのには、さほど時間は
かからなかった。
723 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/06/27(月) 00:49 ID:???
「十年…… 経ったのね」
タイムカプセルを埋めて十年後に掘り出そうと、卒業式の日に言って
二人は分かれた。でも奇妙な縁は、彼女達を再び母校に結び付けて……
今日を迎えた。
「あけようか 」
頷いたみなもが指先をビンにからめて、紙を取り出す。
小さく、しかし丁寧に折りたたまれた紙と、多少折り目がずれた紙が
同時に、もう一方の掌に転がった。
「ゆかり、相手が書いた紙を見ない? 」
「いいわよ」
「同時にね」
「おっけ」
軽い視線のやりとりの後、二人は封印された紙を開いた。
「にゃも、変な男に捕まりませんよーに」
「ゆかりの、いい加減な性格がなおりますよーに」
お互いの顔を見合わせて…… 噴き出してしまった。
(了)
724 :
へーちょ名無しさん
:2005/06/27(月) 21:32 ID:???
乙です・で、なぜ二人はタイムカプセルにそんなものを?
725 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/06/29(水) 00:59 ID:???
>>724
なんでだろ……若気のいたりってことでorz
即興で書くのはむずいですね。
726 :
へーちょ名無しさん
:2005/06/29(水) 01:18 ID:???
お疲れさまです。それと埋め
727 :
へーちょ名無しさん
:2005/06/29(水) 06:28 ID:???
>>723
> 「にゃも、変な男に捕まりませんよーに」
> 「ゆかりの、いい加減な性格がなおりますよーに」
今でも変わってないですねw
728 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/01(金) 21:53 ID:???
>>221-223
乙!…それと埋めっす
729 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/07/02(土) 01:07 ID:???
感想くれたひとありがと。あずキャラで書くのはやっぱ楽しいですね。
とりあえず一歩進めとこ。
730 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/02(土) 01:43 ID:???
えー、ではお題。…
主人公がよみで
悪役がゆかり&みなも(黒幕的司令塔役)と大阪(実働役)な
エロい(ソフトかハードかは問わず)SS…
…という条件さえ守ればなんでもいいのでレッツらゴー!
731 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/03(日) 18:28 ID:RhiyAhMI
>>723
乙
埋めぇーうめぇー梅ぇー上手ぇー(掛詞
732 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/03(日) 20:10 ID:???
>>723
お疲れさまです。…それと「スーパーさげ」と「埋め」で御座います。
733 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/07/04(月) 21:41 ID:???
>>723
お疲れ様です。やっぱり二人は変わってないですね
734 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/06(水) 22:37 ID:???
>>723
乙!
>>730
………「キューティー○ニー」?…
735 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/08(金) 23:09 ID:???
とりあえず、一つぐらい進めておきますね。
736 :
紅茶菜月
◆5xcwYYpqtk
:2005/07/12(火) 00:59 ID:???
いっこ進めるよ。
>>730
垂涎もののお題ですね……
737 :
いいんちょ
:2005/07/12(火) 01:00 ID:???
ポーンを前に進めましょう
738 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/19(火) 00:51 ID:???
進行させよう
739 :
へーちょ名無しさん
:2005/07/23(土) 23:02 ID:???
こんなときだが進め。
↓どぞ
740 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/11/03(木) 18:50 ID:???
なんか困っていらっしゃるようなので、気に入るかどうかわかりませんが
【よみみたR】
741 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/11/03(木) 18:51 ID:???
はぁ、はぁ、はぁ。
ようやく校門までたどり着くと、一息つく。
慌てて逃げ出してきたけれど。
こんな時簡に、一体誰が。
夜の学校。
英語の宿題が出されたんだけど、不覚にも教科書を忘れたから、取りに戻ったんだ。
そしたら、教室は真っ暗だったのに何かがうごめく音がするじゃないか。
おまけに何かくぐもった女の人の声。
それが嬌声だと気付いた時、私は音の主も確かめないまま、全速力でその場を遠ざかっていた。
越せそうだけど躊躇してしまう壁の、向こう側の世界。
今でも心臓がドキドキしている。
「あれ、よみちゃん。こんなところでどうしたん?」
「おふぁぁ!」
突然声をかけられて、びっくりして振り向くと大阪がいた。
「せやったんか。なるほどなぁ」
事の経緯を説明すると大阪は大きく頷いた。
「全く、うちの生徒に学校をホテル代わりに使うような奴がいるなんて意外だよ」
思わずため息が出る。
「生徒やないと思うけどな」
「は?」
私が首をかしげかけたら、着メロが流れた。
私のじゃない。
「ちょっとまっとってやー」
大阪が胸ポケットから携帯を取り出す。
「もしもし、春日ですー」
……時間にして一分くらいだろうか。
その間に、大阪は一瞬だけちらりとこちらを見た。
なんなんだろうと思ったから聞いてみた。
「誰から?」
でも、大阪ははぐらかした。
「いや、なんでもあらへん。気にしたらあかん。それより、そういうことなら宿題一緒にやらへんか?
よみちゃんは教科書を見ることができる。私はよみちゃんに宿題教えてもらえる。二人ともハッピーや」
そのありがたい申し出に、私もはぐらかされることにした。
今から教室に戻って件の音の主と鉢合わせするのも嫌だし、時間を置いたら学校は鍵がかけられてしまう
だろうし、そのことに比べたら、こちらをちらりと見たことなんてどうでもいいことだったから。
742 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/11/03(木) 18:51 ID:???
大阪の家は思ったより近くにあった。
大きさも、ちよちゃん家と比べたら小さいが、うちよりは大きい。
大阪は鍵を開け、私を中に入れてくれた。
私は「お邪魔します」と言ったけれど、何も返答がなかった。
「今日はお父さんもお母さんも帰りが遅いねん」
「そうなんだ」
「せや、コーヒー淹れて来るから、私の部屋で待っとって。階段あがってすぐ右の部屋やねん」
「あ、おかまいなく」
私はそう言ったけど、大阪は廊下の奥に吸い込まれていった。
仕方なく1人で階段を上り、「AYUMU」と書かれたプレートの下がったドアを開ける。
が、中は真っ暗だったので、やっぱりドアの前で部屋の持ち主を待つことにした。
間もなく大阪が階段を上って来て、電気をつけてくれた。
小さなカラーボックスに、飾り気のない木の机。レモン色のシーツのかかったベッド。
意外に普通の部屋だった。
もちろん机の横に鎮座する信楽焼のたぬきを除けばの話だが。
大阪はひとまず机の上にお盆を置くと、小さなテーブルを引き出してきた。
「まぁ、座って」
コースターを机に置き、その上にコーヒーカップを乗せた。
「ありがとう」
いろいろあってのどが渇いていた私は、とりあえず口をつけた。
「……コーヒーってこんな味だっけ?なんかちょっと苦いような」
「コーヒーなんだから苦いのは当たり前やん」
「うーん、そうじゃなくて、うまくいえないんだけどなんかコーヒーの苦味と違うような。それに匂いも
ちょっと変な気がする。なんかまとわりつくような甘ったるい香りが混じってるっぽい」
「ふーん」
「ところでこの部屋、なんか暑くないか?」
「ふーん」
ふと顔を上げると、大阪が嫌な笑顔を浮かべていた。
743 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/11/03(木) 18:52 ID:???
そこはかとない危険を感じて立ち上がろうとして、思わずよろけた。
身体に力が入らない。
おまけに異常に暑い。
いや、違う。
私の身体が熱いんだ。
細い腕が、蛇のようにぬるりと首を絡めとる。
何時の間にか大阪は私の後ろに回りこんでいた。
不意に、耳に熱い息が吹きかけられる。
「ひゃ……」
思わず声が漏れた。
「ごめんな、よみちゃん。教室で愛しあっとったのはゆかり先生とにゃも先生やねん」
「なっ」
「ほんでな、私は二人のネコやねん。さっきも実は呼び出されてましたー。よみちゃんに見られたから急遽
中止の電話が入ったけどなー」
「じゃあ、さっきの電話は」
「せや。で、見たのがよみちゃんだって話をしたら、媚薬使ってええからこまして口封じしなさいって言わ
れました」
大阪の指が、襟口から泥棒みたいに忍び込んできていた。
「で、でも私は今まで先生たちなんて知らなかった」
「わかっとる。でも、2人は見られたと思っとる。ちょうどいいから便乗したんや」
「び……んじょう?」
「私もタチやりたいねん。イかされるだけは嫌やねんで」
普段とはぜんぜん違う、ねっとりとした艶やかな声。
「大丈夫。悪いようにはせぇへん。早く観念して身を任せてしまったほうがえーで?」
そんなこと言われても。
躊躇していると、不意に大阪が私の唇を吸った。
もう、頷くしかなかった。
曇りかけた眼鏡を外して机に置いたところで、理性が消えた。
だから、大阪が「にゃもちゃんに教えてもらった技で、たっぷりかわいがってあげるから」って言ったのは、
夢か現かわからない。
(Fin)
744 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/06(日) 14:38 ID:HFeCEwJE
>>740-743
お疲れ様です。ところで、よみちゃんと大阪たんは私服なんですか?(メインキャラ達が通っている高校の女子の制服には
胸ポケットなんて無かったハズ)
745 :
眠名有
:2005/11/06(日) 19:10 ID:???
>>740-743
おー、乙乙ーーー
この後どうなったかすごく気になりますなー
とりあえずまたマターリと先へ進みませう
746 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/11/06(日) 22:01 ID:???
>>744
よみは制服ですが大阪は私服ですね。
でも、あずの高校の制服に胸ポケットがついてないのは、おそらく作画上の省略じゃないかと思います。
私も制服に詳しい訳じゃないので本当のところはどうかわかりませんが、生徒手帳の定位置として
胸ポケットは必ずあるものではないでしょうか?
(少なくとも私の場合は中学・高校共に制服には胸ポケットがついていました)
747 :
ケンドロス
◆KPax0bwpYU
:2005/11/07(月) 00:12 ID:???
>>740-743
お疲れ様です。
暦にふぅと息を吹きかける描写が色っぽくてよかったです。
こういうので歩さんが攻めだと妙に納得してしまうです。
748 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/07(月) 19:47 ID:???
>>740-743
乙です。・・・・・・良い・・・ですな。ただ、大阪さんのバックで糸を引いているであろう
ゆかりちゃんとにゃもちゃんが、なんと言うか、弱いと思いました。
749 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/08(火) 01:25 ID:???
>>740-743
乙!…では、次の方、お題をどうぞ!↓
750 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/08(火) 01:30 ID:???
>>740-743
お疲れ様です!
・・・お題「アオザイ」で、回転スタート!
751 :
眠名有
:2005/11/08(火) 22:22 ID:???
今回はやってみようかな
埋め
752 :
国防委員長携帯
◆pPcaXz35xY
:2005/11/08(火) 22:26 ID:???
アオザイねぇ
生春巻きもええなぁ
753 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/10(木) 06:26 ID:???
埋め
>>752
あ、あの、もしかしてアオザイのことを「青菜」と勘違いしてません!?
754 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/11/10(木) 18:38 ID:???
埋め
>>753
ベトナムつながりということだと思います。
755 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/10(木) 20:15 ID:???
埋めます
>>754
…え、生の春巻きって中華料理じゃなくてベトナム料理なんですか?
756 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/10(木) 21:54 ID:???
生春巻き ベトナムでググってみた
ttp://www.akabanebashi.com/pages/vietnam/viet1a/viet1a.html
757 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/13(日) 02:21 ID:???
進行させましょう
758 :
へーちょ名無しさん
:2005/11/14(月) 02:58 ID:???
さらに進める
759 :
いいんちょ
◆Ps6jeUWgS6
:2005/11/14(月) 03:01 ID:???
そしてとまる。
生春巻きはニョクマムでも旨い。
760 :
アオザイ論争
:2005/12/01(木) 22:29 ID:ATZ6YkAg
「ベトナムって行ってみたいなぁ〜〜」
大阪がそんなことを言い出したのはテスト数日前、宿敵水原暦をギャフンと言わせんと猛勉強に励んでいる時だった。
「は?何なんだ突然」
「せやからベトナム行ってみたいねん」
先ほどブルースリーだかブルーファイブだかで止められた手がまたしても止められてしまう。
「まめちしきー ベトナム行ったらなぁ、100円でご馳走が食べられるんやー」
「んなもんこっちだって肉まんくえるじゃん」
「ちゃうねん。もっとすごいご馳走やねん。おなか一杯食えるらしいで〜」
「生春巻きとかか?」
そういった神楽に対して、二人の視線が釘付けになる。
「あははははは」
「な、なんだよ!?」
「ばっかで〜 "春巻き"て言うんだから、生春巻きは中華料理に決まってるじゃん」
「そうやそうや」
二人に言われてみれば、確かにつじつまは合っている。
春巻きは中華料理なんだから、生春巻きも中華料理というのも納得できる。
「そうだったのかぁ。私今まで勘違いしてた。すごいなぁお前ら」
「へへーん、ことのともちゃんはなーんでも知ってるんだぞ」
智が自慢げに胸を叩く横で、大阪の頭の中にはちよちゃんのおさげが浮かんでいる。
それを生春巻きの皮で巻いてみると、それなりにおいしそうだ。
ということで口に運ぶと……
『なんやっちゅーねん』
不気味な声が脳内に響き渡るのと同時に大阪は首を振ってその想像を消し去った。
二人がどうしたのかと彼女を見たとき、彼女の頭の中にハッとあるベトナム料理が思い浮かんだ。
「ベトナム料理言うたら…… アオザイやなぁ」
「あ、それ私も聞いたことある。すっごく美味しいんだってね」
「私は名前くらいなら……」
しかし、ここで大問題が発生する。
「けど名前だけで食べたことなければ見たこともないねん」
「わたしもー」
「一体どんな形でどんな味なんだろ……」
三人とももう勉強などそっちのけである。
「う〜ん」と未知の食べ物『アオザイ』に対する想像力が膨らんでゆく。
「やっぱりさぁ、青いサイなんじゃない?」
「せやな。きっとそれや」
「それっぽいなー、でも…… どんな料理なんだ?」
智の意見に賛成した二人は、今度はどんな姿をしているのかという相談をし始めた。
「やっぱり、見た目が青いサイみたいな形なんやろうか」
大阪がノートに書いたのは……
お皿の上にサイが乗っていて湯気が立っているというまるで魚の姿煮のようなものだ。
無論パンダの時と同様に、絵心は榊に負けず劣らずである。
「いや、青いサイの肉使ってるんじゃないのか?」
神楽が考えたのはま野菜炒めのようなものである。
絵はそれなりに上手く、まぁ野菜炒めに見えなくも無い。
「ばっかでー、そんなの青いサイじゃなくてもいいじゃん。やっぱこれだろー?」
そうやって智が出したのは……
761 :
アオザイ論争
:2005/12/01(木) 22:29 ID:ATZ6YkAg
「おおー」
「ともちゃん絵上手いんやなぁ」
誰が見ても七輪の上に肉が乗っていると見える絵。
流石はちよの別荘に行くときに「お宅拝見!!」とかいう絵を描いただけのことはある。
「ほら、豚の肉とかさぁ『豚バラ』とか『豚タン』とか言うじゃん」
「あ」
「あー」
智に言われて納得してしまう二人。
「それじゃぁベトナムの焼肉屋に行ったら「アオザイタン一つくださーい」て言えばいいのか!」
「そうだ。そうできるようになれば私もベトナム通だな」
「あー、せやけど私焼肉弱いねん」
そうやってボンクラーズが雑談に沸いているところに……
「あ、勉強会ですか」
ボンクラーズ最大の宿敵とも言えるちよがやってきた。
「ちよちゃん、アオザイてどんな味なん?」
「へ?」
とんでもない質問に、ちよが思わず声を裏返らせてしまう。
「せやから、アオザイってどういう食感で舌触りで肌触りなん?」
ちょっと最後の質問がおかしい。
「……お、大阪さん?」
やっと状況が理解できたのだろう。
ダラ汗をかきながら説明を開始した。
「アオザイというのはベトナムの伝統衣装です。
『長い着物』て意味で、上衣とズボンを組み合わせています。上衣には大きいスリットが入っているんですよ。
体のラインをクッキリと見せるということで人気がありますね」
「あー、そうやったんかぁ」
ここでやっと三人は『アオザイ』の意味を知った。
「ラインをクッキリなぁ……」
自然に皆の視線が神楽の胸に集まる。
「な、なんだよ」
「ええなぁ、私もそんなんなりたいなぁ」
「!!!!」
包み隠さない単刀直入な表現に神楽の頬が赤く染まる。
「そういえば神楽の誕生日ていつだっけ?」
「再来週だけど?」
「よし、神楽クン。誕生日プレゼントにアオサイを送ろう。
そんでその日着てもらおう。お前のスタイルならもうすげーことに」
「ちょちょっと待てよ、恥ずかしいだろ!」
「ええやん。胸大きいのええやん」
「…………」
本当に大阪は遠回りに表現するということを知らないらしい。
「それと、ベトナムの料理といったら生春巻きですよ」
「「へ!?」」
この指摘に智と大阪がすっとんきょうな声を上げた。
横で神楽は「何だ、私の方が正しかったんじゃん」という目でこちらを見ている。
「「…………」」
しばしの沈黙の後―――
「くそう、バカじゃないもん!ちょっと勘違いしてたんだからな〜〜〜!!」
「人間知らへんこととかあるんや〜、バカにしたらあかん!」
「生春巻き知ってたことをそんなにを自慢したいかー!!そんなんならなー、誕生日はケーキの代わりに生春巻き食ってればいいんだーい!」
「誕生日に贈りつけたるで〜〜〜!!」
数日後、智と大阪がデパートでアオザイと生春巻きを買っているのを見たという暦の証言が入るが、二人が否定しているので真相は定かではない。
762 :
眠名有
:2005/12/01(木) 22:30 ID:???
>>754
の勘違いが面白かったので転用させてもらいました。
とりあえず駄文ですが、投下しました。
763 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/12/03(土) 12:35 ID:???
>>762
勘違い?なんで?
764 :
眠名有
:2005/12/03(土) 15:01 ID:???
>>763
○| ̄|_押し間違いだ……
>>753
のことです。ハイ
765 :
蛍石
◆tzCaF2EULM
:2005/12/04(日) 20:09 ID:???
ええよー 私は心が広いから許したげるでー
海のように広い心ー
……具体的に言えば死海くらい
766 :
へーちょ名無しさん
:2005/12/04(日) 23:52 ID:???
せめてカスピ海くらいで
767 :
眠名有
:2005/12/05(月) 22:35 ID:???
>>765-766
瀬戸内海とどっちが広いんやろー?
私は日本中の温泉の浴槽の体積分くらいでっかいです。
768 :
へーちょ名無しさん
:2005/12/07(水) 21:17 ID:???
進行させましょう
769 :
へーちょ名無しさん
:2005/12/07(水) 21:34 ID:???
さらに進める。・・・次の方、お題をどうぞ↓
770 :
レウルーラ
◆iCj5r1a15w
:2005/12/07(水) 22:02 ID:???
>>760-761
お疲れ様です!
…お題
「『擬人化』
マヤー→美少年
カミネコ→美女
忠吉さん→渋いおっちゃん」
……回転すたーと
771 :
眠名有
:2005/12/08(木) 22:10 ID:???
↓ちょっとイメージがわかんから、あんたやってみぃへん?
772 :
へーちょ名無しさん
:2005/12/12(月) 18:39 ID:???
>>771
えーと・・・それは、どういう意味でしょう?
773 :
眠名有
:2005/12/12(月) 19:00 ID:???
↑君が書いてみないかということさ
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