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20の倍数がSSを書くスレ

1 :安梨沙 ◆ARISA/KXTc :2003/05/06 23:35 ID:DXfx3SYY
20の倍数のレス番の人がそれ以前のスレで書かれている
事をテーマとしてSSを即興書いてください。

プロ・アマ問いません。

64 :ケンドロス:2003/05/20 02:49 ID:u9eGykgI
「悪いけど、お断りします。私にそんな暇はありませんので・・・・」
この頃の私は口調も今以上に棘があった。はっきり言えばともを見下していた。

「滝野さん、あなたもそんな事をしている暇があったら勉強でもなさったら?」
「バーカ、勉強なんてのは授業受けりゃいつでも出来んだろーが!!でも遊ぶ
のはすっげぇ限られる。だから、遊ばないと損だっての」
ともは私の嫌味な言葉にも負けないくらいの、とびっきりの嫌な顔をした。

「さっきも言ったでしょ!!断るって!!」
「いいから来いよ!!絶対面白いっての!!」
「嫌よ!!」
「人が誘ってんだから来いよ!!」
私も智も苛立ってきて口調が荒くなる。

「嫌だってんだろ!!離せ、バカ!!」
「へ〜優等生のあんたでもそんな口聞くんだ。意外だよ。」
その言葉に私の中で何かが切れた。

優等生のあんたでも・・・・何だか物凄くバカにされた気がして許せなかった。
気が付くと私はともにアッパーカットをくらわせていた。床に倒れるとも。

「いってぇ!!やりやがったなぁ!!」
ともも立ち上がり殴りかかってくる。取っ組み合いの喧嘩になり、先生が来るまで
私達はずっと喧嘩していた。先生が事態を収めた時も私達は互いにそっぽを向いていた。
これが最初の出会い。最悪の出会いだった。
でも何故か、それ以降私はともの存在が無視出来なくなった。(まだ続く)

65 :ESSE:2003/05/20 09:33 ID:/eO5CyGA
うわああ!続きが読みたい!…が、ルール違反です!
でも続きが見たい…うぅうー!

66 :名(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 11:48 ID:rniAmYEc
続きミターイ。

67 :メジロマヤー:2003/05/20 15:18 ID:???
その後どうなったのか気になりますなぁ。

68 :ESSE:2003/05/20 18:13 ID:???
てや!

69 :ESSE:2003/05/20 18:13 ID:???
せいー

70 :ESSE:2003/05/20 18:14 ID:/eO5CyGA
ちよちゃんバイト奮戦記

71 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:33 ID:rniAmYEc
おー,見たい〜。>ちよちゃんバイト奮戦記

でもマグネの秘密はヤ〜よ。w

72 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:34 ID:???
埋め立てカキコ。

73 :tsx ◆9by..AYUMU :2003/05/20 18:35 ID:???
埋め埋め

74 :ESSE:2003/05/20 18:36 ID:/eO5CyGA
肉の話ですか?w

75 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:47 ID:rniAmYEc
食いたいような食いたく無いような…。w

76 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:48 ID:rniAmYEc
ばん!

77 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:48 ID:rniAmYEc
ばんばん!!

78 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:48 ID:???
にゃ(自主規制の肉だったら泣きます。
むしろ今泣きます。・゚・(ノД`)・゚・。

79 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:48 ID:rniAmYEc
ばんばんばん!!!

80 :ESSE:2003/05/20 18:49 ID:/eO5CyGA
背が無いから調理はできそうにないね、ちよちゃん。

81 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:49 ID:rniAmYEc
>>80 がんば〜。

82 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:49 ID:???
>>80
!!!─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv─!!!

ガンガレ(´ー`)ノ

83 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:50 ID:???
自分でリクエストして自分で書く。
こ れ 最 強 w

84 :ESSE:2003/05/20 18:50 ID:/eO5CyGA
あーーーーーーーーー!!!!
私見た時は>>76やったのに!!
なんで3つも書き込みがあるの!!!!!!

85 :ESSE:2003/05/20 18:50 ID:/eO5CyGA
帰宅したら書くよ…悲しい。

86 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:50 ID:???
>>85こういう時の為に当方がいるんですYO!(`・ω・´)シャキーン!

87 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:51 ID:rniAmYEc
ばん!

88 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:51 ID:rniAmYEc
ばんばん!!

89 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:51 ID:rniAmYEc
ばんばんばん!!!

90 :ESSE:2003/05/20 18:52 ID:/eO5CyGA
もう次の埋め立てが…

91 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:52 ID:???
にゃもと愉快な仲間達

92 :ESSE:2003/05/20 18:52 ID:/eO5CyGA
ギャァァアアアア!!!!

93 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:52 ID:rniAmYEc
>>90 コレがテーマですか…。(笑

94 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 18:52 ID:???
>>93そうですw

95 :ESSE:2003/05/20 18:52 ID:/eO5CyGA
泣きかけ

96 :ESSE:2003/05/20 18:53 ID:/eO5CyGA
やればやるほど泥沼にはまって行く私

97 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 18:53 ID:rniAmYEc
せっかくケンドロスさんのために「よみとものファーストコンタクト」
ってタイプしてたのに…。w

98 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/20 23:01 ID:???
100が近いので短めに。

「ちよちゃんバイト奮戦記」
皆さんこんにちは、美浜ちよです。
今日お話するのは、去年の夏私が楽器を買うために
バイトしていた時の事です。

ちょうど夏休みで学校も無いので、いよいよ私もアルバイトをする事になりました。
「なーなーちよちゃん」
制服姿の大阪さん。大阪さんもここで私と一緒に働いています。
「なんですか大阪さん?」
大阪さんは制服の袖をまくって肘を指差す。
「手洗い奨励!洗うときは肘まで洗わなあかん。」
そう、マグネトロンハンバーガーの衛生管理はとても厳しく、
いくつも細かいルールが決められています。
「そうですねー。」
真面目そうな大阪さんを見て私が笑顔で返すと、大阪さんはまた不思議な事を言った。
「ということは、肘が汚れたら肩まで洗わなあかんなぁ」
肩で物を触らないからいいんじゃ・・・
「え?肘だけ洗えばいいと思いますよ?」
そう言うと大阪さんは不思議そうな顔をしてさらに質問してくる。
「ほんならさ、肩が汚れたら?」
「別に…どこも洗わなくていいと思いますけど…」
「謎や。」
そう言って大阪さんは頭を抱えてしまった。
洗うのは肘まででいいんですよ〜…
いつしかフライヤーの中でフライド・ポテトが真っ黒に焦げていた。


100の人は >>90 の「もう次の埋め立てが…」でSSよろしく!w

99 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/20 23:07 ID:???
埋め立てポ

100 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 23:10 ID:rniAmYEc
責任取って100ゲットォッ!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄       (´´
    ∧∧   )      (´⌒(´
  ⊂(゚Д゚⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄  (´⌒(´⌒;;
      ズザーーーーーッ

101 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/20 23:10 ID:???
>>100
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
よろーw

102 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 23:14 ID:rniAmYEc
100ゲットしたのはえぇが…
なんか「埋めたて」の解釈がヒネリも無いストレートだけどえぇかな?

103 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/20 23:16 ID:???
ええんちゃう?

104 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/20 23:17 ID:???
とらえ方なんか作者次第〜

105 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/20 23:33 ID:rniAmYEc
らじゃ。

106 :ケンドロス:2003/05/21 01:57 ID:5sDu1nQs
THE FIRST CONTACT3

アレ以来私達は顔を合わすたびに嫌味を言い合っていた。

「あら、滝野さん今日も熱心に遊ぶのかしら?」
「水原さんこそ、今日もお勉強ですか〜?」
お互いに毒を吐いた後、そっぽを向く。そんな毎日だった。だけど、不思議と
悪い気はしない。そして、ある日あの事件が起こった。

私の事を嫌ってる奴がいた。当然、こんな性格だったのだからともでなくても
ムカついているのもいるだろう。しかし、そいつらはともと違い陰湿な手口を
使ってきた。

私はその日、係の仕事があって少し教室を離れていた。私が教室に戻ってきた
後、机がすごい事になっていた。机の上には何か落書きがしてあり、ご丁寧に
「死ね」だの「バカ」だの書いてあった。ゴミとかも置いてあった。
俗に言ういじめである。しかし、私は呆れるだけで特に何の感慨も沸かなかった。
クラスの連中が冷たい目で見るのも今に始まった事ではない。
ただ、ともだけは何かを考えこむような顔をしていた。

当然、こういうのは日を増すごとにエスカレートしていった。椅子の上に画鋲が
あったり、下駄箱に訳の分からないものを入れられたり、机を持ってかれたり・・・
さすがの私もこうしつこいと頭に来る。誰がやってるか見当つくだけに余計に腹立つ。

で、極めつけは事故を装ってバケツ一杯の水を被せてきた奴がいた。私が見当を
つけていた犯人『平井』だった。こいつは優等生だが、その裏で気に入らない奴を
徹底的に仲間と一緒に陰湿にいじめる奴だった。

「あ、ごめん水原。大丈夫か?」
こいつ、よくもぬけぬけと・・・その後ろでニヤついている平井の仲間。
もう我慢できずに殴りかかろうとしたその時、それより早くともが平井を殴っていた。

「せこい事ばっかしてんじゃねーよ!!バーカ!!」
ともの声が教室中に響いた。    (つづく)


107 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/21 01:59 ID:???
>>106
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!!


108 :ケンドロス:2003/05/21 02:31 ID:5sDu1nQs
(つづき)
殴られた平井は目を白黒させていた。得体の知れないものを見るかのような目
でともを見ていた。私もこの展開に呆然としてしまい、ただ事態を見守るだけだった。

「な、何を!?」
「バレバレだっつーの!!お前、事故に見せかけてこいつに水ぶっかっけてた
けど、それがせこいって言ってんだよ!!」
ひょっとしてこいつ私の事をかばってるのか?が、次の瞬間ともはありえない行動に出た。

「どうせやるなら、堂々とやれよな!!」
ともはそう言って、思い切りバケツ一杯の水を平井の頭から被せた。私同様水びたしに
なる平井。その後、ともは自分にも水をぶっかけた。

「くぅー!!気持ちいい!!お前等もやってみろよ。気持ちいいから!」
と、どこからか持ってきたホースを手にして平井の仲間達に水をぶっかけた。
もちろん、その時連中は逃げようとしていた為何人か関係ない奴が巻き添えを
くらっていた。
もう無茶苦茶だった。教室は水浸しになり、ともはこっぴどく先生に怒られた。
しかし、その顔は全く反省していなかった。
この事件以来、平井はいじめをしなくなった。ともにやられた事がよっぽど
こたえたのだろう。

帰り際、私はともを捕まえて何故あんな事をしたのか聞いた。

「そりゃあお前、不満があるのに正面から文句言わないであんな陰湿な事
やってる奴見たら、誰だってムカつくだろ?」
どうやらともは最初にあったいじめの時から平井だと見当をつけていたらしい。

「だからって教室を水浸しにしなくてもいいだろ!!」
「えー、やっぱこういうのはほらみんな水浴びた方がいいじゃん。ほら、旅は
道連れって言うだろ?」
「・・・・・・・・」
駄目だ。こいつ訳分からない。でも同時にこいつの事が嫌いじゃなくなってく
自分がいた。何でだろう?他の奴が同じ事をしたらムカつくはずなのに、ともだと
許せてしまう。

「ま、まあでも一応お礼は言っておかないとな。ありがとう。」
「気にすんなよ。あたしら友達だろ?」
ともの口から信じられない言葉が出た。 (あと少し)

109 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/21 02:47 ID:???
*・゜゚・*:.。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。.:*・゜゚・*


110 :ケンドロス:2003/05/21 02:51 ID:5sDu1nQs
「友達?」
「そーだよ。あたしがそう決めたんだから、今からよみはあたしの友達だ。
嫌だって言ってももうこれは決まった事なんだ。」
こーゆう所は昔から変わってない。私はその言葉を心の中で反芻した。友達・・・

「仕方ないな。そう言うなら私もお前の友達だ。でも何でよみなんだよ。私は
暦だぞ。」
「言いづらいからよみなの。あたしの事もともって呼べ。」
「分かったよ、とも。」
「よーし。じゃあ帰るか、よみ。」
その日、私は初めてともと一緒に帰った。初めての友達が出来た日の事だった。

「ってこんなとこかな。」
「・・・・・うう。」
いつの間にか榊が目の前にいて、感動したらしく泣いていた。その横には神楽を
伴ったとももいた。どうやら話に夢中でみんながいる事に気付かなかったようだ。

「そう、あたしがいなけりゃよみはずっと暗い奴でいたんだ。それをあたしが
救った。さあ、こんなあたしに惜しみない賞賛を。」
「まあ、そうとも言えるな。」
「ともちゃん、見直したのですのだ。」
「エエ話やな〜」
「へ〜ともにしちゃいいことしたじゃん。」
うんうんと頷く榊。

「な、何だよ〜!みんなで褒めるなんて何かおかしいぞ。あたしを騙そうとしてん
のか!?はっ、その手にはのらねぇもんね〜」
全員に褒められたのがよっぽど嬉しかったのか、顔を真っ赤にしながらともは
その場を駆けていった。
あいつが照れるなんて珍しいなと私は思った。そういえば、友達って言った時も
照れてったっけ。

THE FIRST CONTACT   終

111 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/21 02:53 ID:???
ぶらぼーぶらぼーーー!!

112 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/21 07:59 ID:???
110はネタ出しなんじゃ…

113 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/21 08:03 ID:???
しかし面白かった。ブラボ!

114 :あずまんが名無しさん:2003/05/21 10:15 ID:o1vMSZ1o
>>112 ほなら続編キボンヌ!

 ス ク ー ル ウ ォ ー ズ 2  ”平井の逆襲”

115 :名も(略 ◆v4K6TB303w :2003/05/21 16:01 ID:rcdI3yYk
その前に120誰か踏んじゃわないかドキドキですわ。(笑

116 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/21 16:04 ID:???
よsage

117 :うちゅー ◆ZzAZUxozdw :2003/05/21 21:24 ID:???
./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|  今夜も宇宙のステルヴィアをライブで観るのか?
.\_   ___________________________
   | /              /
日  ∨ U A W ,. -- 、   .| 当然だ、しーぽんタンを
.≡≡≡≡≡≡≡≡i:w^wv::i  < 録画で待ってられるか。
. V ∩ [] W 目 |i,゚ヮ゚ j;j:|  .| リアルタイムでハアハアするんだ。
__ ∧ ∧__シャー と=v/ ,.)  '\__________________
  (   ,,)   ■≡  ̄ ̄ ̄ ̄
― /   つ―――――――
〜(___ノ
 ━┳━   ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄

118 :メジロマヤー ◆OsWH.21pSU :2003/05/22 00:41 ID:???
滝沢先生は出るのか?

119 :なも@100踏んだ。 ◆v4K6TB303w :2003/05/22 02:08 ID:rKV811Q6
「へ〜,ココにまた新しいモールができるんですか〜。」

 3年生も間近に迫った小春日和の午前中,大阪さんとともに春物のジャケットを探しに,
はるばる港の方まで出て来たちよちゃん。
港の方には1年生の終わり頃からちょくちょくと友達と一緒に出かけている。
お目当てはアウトレットのショッピングセンター,ちよちゃんが高校に入って少ししてから港沿いのできた,
結構な掘りだしモノがリーズナブルな価格で手に入る,お金持ちでも結局は自分のお小遣いの範囲内でしか,
自分の好きなものは買えないちよちゃんにとって,このようなお金の有効利用は必要になっていた。

 買い物をして,その足でぼー…と港を行き交う船を眺めるのは,
ココロをリラックスさせるのには持って来いなシチュエーションだ。
今まで何度も,ここに立ち寄ったときは港の風景を見に行っていた。
そして今日も,見に行こうと大阪さんと一緒に,いつもの埠頭へ足を向けたときだった。
工事の看板,最後に来たときには立っていなかったカンバンだ。

「あちゃ〜,工事のおかげでいつもの場所へ行けへんな〜。」
「そうですね…別の道を探しましょうか?」

 他に,景観の良い場所を求めて,二人は歩き出した。
そう言えば,最初に来た頃とは,少しづつだけど,
ここら一帯の風景が変化している,そのことに気づいたちよちゃんは,
一つ一つの違いを自分に当てはめていった。

 「…前は…本当にショッピングセンターだけで,人がいるのはショッピングセンターの周りだけだったなぁ…。
でも…少しづつ…喫茶店とか,ブティックとか,ぬいぐるみやさんとか…
いろんなものができてきて…人が増えていって…,少しづつだったんだけど変わっていったんだ…。
私も…私自身はぜんぜん変わってないと思うけど…,けど,少しづつ大きくなっていって,
その過程で…大阪さんや,智ちゃんに榊さんによみさん…いろんな友達が増えていったんだなぁ…。
私…街に似ているんかなぁ…。それとも…街が私に似ているのかなぁ…。
だとすると…大阪さんは古風だけどにぎやかで,それでいて落ち着いた浅草みたいな街,
智ちゃんは本当にいつもにぎやかで楽しいお台場みたいな街,よみさんはエキゾチックでもどこかクールな横浜,
榊さんは実質剛健でいてかっこいい渋谷,神楽さんはオシャレで楽しい西麻布,
だとすると私は…どこなんだろう…?」

 無理やりに近いこじつけでもあるけれど,
こういう,人を街に当てはめるのも,何か悩ましくも楽しいものだ。

「そういえば,私,浅草は好きだなぁ…。」

 そんな含み笑いをしたちよちゃんに,
横から大阪が話し掛ける。

「ちよちゃん,なにかえぇことでもあったん〜?」
「あ,いや,実は…。」

 今思っていた,「哲学」というには大層な,
ささやかなアイディア。人を街に当てはめて考える,
そんなすこしユニークな人間学に大阪さんが飛びつかないわけが無い。

 「あ〜だ,こ〜だ」と,友達同士で楽しく論じ合う関係,
少しだけフクザツでも,どことなくアクセを選ぶ感覚で,
話し合える。こんな,肩の力の抜けた,堅苦しくない,
カジュアルな「思想」。そんな新鮮な話題のおかげで,
ただ単に道を探す行為が,とても楽しく,新しい発見に繋がっていく。
いつしか,二人とも最初の目的を忘れて,新しい目的を得たようだ。

 そんな二人を,膨らみかけの梅のつぼみは静かに見つめていた…。

【おわり】

120 :ツインテール ◆SKYOSAKAKI :2003/05/22 15:15 ID:???
>>114のお題で一本書いて見ます。
主人公は平井。
日曜日までに書きますので>>134-139までを残しておいてください。

121 :ケンドロス:2003/05/22 19:39 ID:aIqXCNbY
平井いじめやめるって書いた記憶が・・・
でも楽しみにしてます。飛来の逆襲。
しかし使い捨てキャラがまさか主役になるとは想像できなかった。
(本当は名前なかったけど、それはあんまりなのでつけた)

122 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/22 19:50 ID:???
>この事件以来、平井はいじめをしなくなった。ともにやられた事がよっぽどこたえたのだろう。

(゜д゜)あらやだ

123 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/22 21:17 ID:???
どうするどうなる?とりあえずスレを進めてみよう!

124 :白い大阪ブラック:2003/05/22 22:05 ID:rI705knc
>>122
大丈夫、後設定で無かった事にする小説なんていくらでも(ry

125 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/23 00:22 ID:???
踊りage

126 :ESSE ◆Q6LBlbquIA :2003/05/23 00:24 ID:???
歌いage

127 :白い大阪ブラック:2003/05/23 00:25 ID:S07QWnBg
唐age

128 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/23 00:29 ID:???
ばん!

129 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/23 00:29 ID:???
ばんばん!!

130 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/23 00:29 ID:???
智と神楽のおでかけでGO!

131 :ケンドロス:2003/05/23 00:32 ID:TzaDUyXk
出来れば百合も入れてほしいが、そこまで高望みするのはダメか。

132 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/23 00:46 ID:???
>>131
ゴゴゴ

133 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/23 00:52 ID:???
よみage

134 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/23 00:58 ID:???
んとね,智ちゃんのイラスト描いてたら,なんとなく智ちゃんの後ろに神楽ちゃんを入れたくなったの。
で,描いてみたら,智ちゃんの自転車で神楽が2ケツしてる絵になりそうだったので,
「これはイケル!」と思ったのでリクエストしたの。

あげ。

135 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/23 16:10 ID:???
4時のおやつage

136 :安梨沙:2003/05/23 16:37 ID:???
しーぽん

        ,,..-''''":::::::::::::::::``''''-、
     ,.r''"::''" ̄``''''-、::::::::::::::::::::`>、
    /::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::`::::::::::::'::::,
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 ./:::;::ヽ:::::\::::ヾ;::::::::\::::\:::::`、:::::::、::::;::::::::::!
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 |:::::|::::|.  ヽ;\''"\`ヾ、;|_\::ト、::|;::::::;:-、:::::::::',
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 .|::;::::'、|. r'i;;ヽ,      .r';;;;;;;;;;! i   ! iソ,ノ:::::::::::i
  i;::';:::::'、.| 'q;;;ヽ.      '、;;;o;リ '   ,.ィ:::::::::::::::::|
  !:/、::::'、'、ヾ;;;リ ,     ''"゙     ,リ':::::::::::::::::::!
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137 :ケンドロス:2003/05/23 18:25 ID:TzaDUyXk
>>132
そんなに怒るな。百合といっても微妙にそうかな?といえるくらいのソフト
なものを希望したのだよ。よーするに見る人次第って事。

138 :白い大阪ブラック:2003/05/24 00:33 ID:???
>>137
まあまあ、たまには百合抜きでいこうや・・・な?

139 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/24 00:51 ID:EjRUnH9c
「(女性の)同性の友情=百合」ではないよね?

140 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2003/05/24 01:49 ID:???
ひさびさに書いてみようかな……


141 :白い大阪ブラック:2003/05/24 01:53 ID:???
書く人、決まったねぇ。

142 :ケンドロス← Shine(大嘘つき:2003/05/24 01:54 ID:L3CG1pxY
おおおおおおおおおお!!(言葉にならない叫び)

143 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2003/05/24 04:00 ID:???
深夜航路

「なあ、神楽」
 隣の布団から、聞きなれた声が漏れてくる。
「ん、なんだ」
 神楽は、少し不機嫌そうな声をだした。
 ちよちゃんの別荘での一日という、非日常生活から生まれた 『興奮』 を
抑えこんで、何とか眠ろうとしていた努力が、フイになってしまった為だ。
「ねむれねー 」
 布団の上まで這って来た智が、傍に転がり込んでくる。
「ば、ばか…… くっつくな…… 」
 神楽はうわずった声をあげた。
 間近にせまった、少女の髪からシャンプーの香りが漂い、妙な気分に
なってしまう。

「何焦ってんだ? 」
 智は少しだけ、きょとん、とした顔で口を開いた。
 しかし、すぐにたくらむような笑みを浮かべ、
「もしかして、こういうの弱い? 」
と囁く。そして、神楽に覆い被さるように抱きついてしまう。

「ば、ばか、やめろ…… 」
「神楽の胸って、やっぱりでけー 」
 智は、少女の胸を鷲掴みにして、意地悪そうに囁いた。

「胸のことは言うなっていったろ! こらっ触るな! 」
 焦りまくった神楽は顔を真っ赤にして囁く。しかし、他のメンバーも同室で
眠りについているため、大声を出すことができない。


144 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2003/05/24 04:02 ID:???
 智は、暫くは神楽の敏感すぎる反応を楽しんでいたが……

「まあ、冗談はこのくらいにして」
「冗談でもするな! 」
 強い抗議の声を聞き流した智は、一転して真面目な表情を浮かべた。
「神楽、あんた好きな人いる? 」

「えっ!? 」
「だから、好きな子とかいないの? 」
 思いのほか、口調は真剣だった。

 二人の間に、気まずい沈黙が流れる。
「まあ、無理に言わなくてもいいけど…… 」
 智は、小さく呟いた。
 しかし、普段よりしつこくない少女に拍子抜けしたのか、神楽は素直に口を開いた。

「ま、そうだな、気になる奴はいるな…… 」
「榊だろ 」
「なんで分かったんだ!? 」
 即座に正解を言い当てられた神楽は、驚きの声をあげる。

「ま、普段見ていれば分かるよ」
「そ、そうか…… 、そういうお前は、暦だな 」
「…… そうだった…… の 」
急に語尾が掻き消えたかと思うと、微かに嗚咽の声が聞こえ始めた。
「…… ど、どうした!? 」
いきなり泣き出した智に、神楽は思わず息をのんだ。しかし、彼女はただ
小さな声をあげながら、涙を流し続けている。

「…… 」
神楽は、生まれたての仔猫のように震えつづける背中を、ゆっくりと撫でてやる。
こういう時は何も言わない方がいい。
このことは直感と、幾度かの経験で知っていた。


145 :紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk :2003/05/24 04:03 ID:???
「よみがね…… 」
 智は、暫くの間しゃくりあげていたが、ようやく、ぽつり、ぽつりと語り始めた。
「夕食の後、告白したんだけど、高校最後の夏だったし、別荘も今夜で最後だったし
…… 」
「ああ…… 」
「受け入れてくれると思ってた。自信があったんだ…… だけどね……
私のこと、恋愛対象じゃないって…… 」
 暗闇で、目が赤くなっていることは良く分からなかったけど、掌におちた
涙の湿り気が、神楽の心に重くのしかかった。

「そうか…… 」
 神楽は沈痛な面持ちで呟いた。本当は一緒に泣きたかった。
 でも、智にはいつもの元気な少女でいてほしくて、傷ついた翼を癒して
あげたくて……
 神楽は、涙を布団に落としつづける親友の背中を抱いて、ずっと
さすりつづけた。
 明日に向かって歩き始めることができるように、と願いながら。


146 :ツインテール ◆SKYOSAKAKI :2003/05/24 09:22 ID:???
>>120で約束した平井の逆襲です。>>106>>108>>110とは対になる内容です。
1/6
「みじめだわ……」
平井百合子は物憂げにつぶやいた。
その切れ長の瞳が見つめるものは、ふたりの女生徒。
昼食の喧騒が響く教室のなかで、いっそう騒がしい2人。
滝野智と水原暦である。
「そのコロッケおいしそー! いただきー!」
「こらっ! 人のおかずをとるんじゃねえ! 返せ。」
今日も楽しげにケンカしている。
それを見つめながらに思う。
あそこで滝野さんとじゃれ合っているのが自分であったならと。

147 :ツインテール ◆SKYOSAKAKI :2003/05/24 09:23 ID:???
2/6
2ヶ月前のこと。
百合子は智に告白した。
そしてきっぱりと拒絶された。
あまりにもストレートな返事に衝撃はあったものの、
その事は百合子の気持ちを変える要因にはなり得なかった。
百合子は智のその屈託の無さをこそ愛していたから。
むしろその一件は百合子が智に執着する気持ちを強める結果となった。
それからしばらくはただ智を見つめるだけの日々が続いた。
その一方で、智は暦と顔を合わせる事が多くなった。
暦は迷惑そうな態度をとりつつも、よく笑うようになった。

148 :ツインテール ◆SKYOSAKAKI :2003/05/24 09:24 ID:???
3/6
当然、百合子は暦に嫉妬の炎を燃やした。
智が自分を受け入れてくれなかった原因は暦なのだと。
暦をいじめの標的にする事は造作も無い事だった。
初めはささいないたずら書きだった。
しかし、それは瞬く間に増えていき、しまいには暦の机はひどい有様に
成り果てていた。
椅子の画鋲、下足入れへの悪戯、自分は直接手を下すことなく、
暦へのいじめは次第にエスカレートしていく。
もはや自分では止めようが無かった。
そしてついには、自ら事故を装って暦にバケツの水を浴びせたのだ。
ずぶ濡れになった水原の姿を見るのは痛快だった。
だがその痛快な気分は長くはなかった。
次の瞬間には智に殴られている自分の姿があったからだ。
「暦」ではなく「智」に殴られたのだ。

どこで間違ったのだろう。自分は智と仲良くなりたかっただけなのに。

149 :ありさ:2003/05/24 09:51 ID:xThUHOTw
149ゲッツ

150 :ありさ:2003/05/24 09:52 ID:xThUHOTw
精神入れ替わり

151 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/24 10:17 ID:???
良スレに発展しつつある・・・

152 :ESSE ◆ESEOSKWjgU :2003/05/24 11:06 ID:???
果てしなく期待

153 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/24 14:33 ID:???
神連続降臨イェーイ!

154 :安梨沙:2003/05/24 23:09 ID:xThUHOTw
START
│└───────────────┬───────┬─────┐
├────────┐┌────┐┌───────┐└┐┌──┐│
├  ┬──  ┬───┴  ┬───┴  ─────┐│┌─┘┌─┤│
│┏┷━━━┷┓┌─┬─┴  ──┬┬──┬─┐│││┌─┘│││
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││└──┴───┴───┴─────┴───┘└┬────  ┤
│├─┴─────┴───────────────┴─────┘
GOAL

155 :ケンドロス:2003/05/25 03:16 ID:rueyoJR.
まさかあの話にそんな裏話があったとは・・・・
(平井編の事)

156 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/25 16:08 ID:???
平井…ノンナノコだったのね…。(汗

157 :なも ◆v4K6TB303w :2003/05/25 21:43 ID:b9C8AKuE
|・)ノ 埋めたててみる。

榊⇔神楽は現在大阪板で進行中なので,
それ以外のコンビがいいな〜。
よみ⇔とも,ちよ⇔さかはスタンダードすぎるんで,
よみ⇔さかとか,とも⇔かおりんとか,
今まで無さそうな組み合わせだと面白そう。

158 :ケンドロス:2003/05/25 22:29 ID:rueyoJR.
歩⇔榊だったらジャスティスで考えてるけど、いつ書くか全く決まってないから、
書いてもらうとパクリもとい参考になるのでありがたい。

159 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/25 23:28 ID:???
帰宅age

160 :卯者 ◆d25mCpewhM :2003/05/26 00:18 ID:Nomn6t0Y
挑戦!!

161 :卯者 ◆d25mCpewhM :2003/05/26 01:32 ID:Nomn6t0Y

       ………こ…こ…は…?

目を覚ますと私は暗い部屋の椅子にポツンと座っていた。
とりあえず立ち上がろうとしたが足に力が入らず、その場
に私は倒れこんでしまった。
体中が痛く、右目は何故か開けなかった。
   痛い・・・
今の状況を何一つ理解出来ない私は立ち上がろうとするが、手
にも力が入らず、立ち上がることが出来なかった。
『ガッ…!?』
思わず声をもらす、体中の私の赤い血がひいていくのが解った。
自分の心臓の音が聞こえる。
急激に沸いてくる吐き気、たまらず私はその場に吐いてしまう
はぁ…はぁ…あぁ…ぁぁ…

    手が無い
自分の手が無い。
足の腱の部分も無い、そこだけが最初から無かったかとも思ってしまった。
『ヒ…ヒグぅ』
私は涙やよだれを流していた。
すでに気がどうにかしていたんだろう。
股の当たりからも暖かい液体がとめどなく垂れてきた。

162 :◆f.SwudF.K6 :2003/05/26 02:05 ID:???
読んで怖かったのでガクガク(((( ;゚Д゚)))ブルブル埋め

163 :(・∀・)イイ! ◆EEE802ToMo :2003/05/26 02:07 ID:???
    _, ._
  ( ゚ Д゚)
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

164 :ケンドロス:2003/05/26 02:24 ID:6u7DqAU2
>>161の続き
『運命の再会』

「いやあ本当にひどい夢を見たよ。死んだかと思った。」
「うわぁ、何だそれ。見たくねぇ夢だな。」
今、神楽とともは自転車二人乗りしながら走っていた。偶然にも二人の欲しい
物がある店を発見し、その店に向かう事になったのだ。智を後ろに乗せ神楽の
自転車が軽快に走る。
二人の欲しいものそれは・・・何てことはない。最近発売された人気のゲームソフト
だった。ただ近場では売ってない為、遠くの街まで出向く事になったのだ。
最初は神楽一人で行くつもりだったが、途中で智に会い目的が一緒だったので
乗せる事にしたのだった。

「いやぁ苦労して手に入れたものは何者にも変えがたいですなぁ〜」
「よく言うよ。お前はただ乗ってただけじゃないか。」
「まあまあ細かい事言うなっての。」

買い物を済ませ店を出ると、ともにとって懐かしい人間がいた。

「久し振りねとも。」
「げ!!何でお前がここにいるんだよ?」
「偶然よ。隣の人は新しいお友達?」
「なあとも、こいつ誰だ?」
「平井百合子、あたしが小学校の時の同級生だよ。」



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