勿論、不定詞というからには、その動詞があらわす主語がある。その意味を表すには、この前の文章を知っていなければならない。 このセリフの前、ハムレットは伯父への復讐(父殺しへの)を開始し始めようとする。しかし、ハムレットは悩んでいるのだ つまりそのことを考慮すると 「(復讐をする)ために存在するか、それとも(復讐をする)ために存在しないか」という直訳になってくる ハムレットは復讐をしないで、自決して自分の運命を楽にしたいと切望している。それが「or NOT to be」という非存在の願望に表されるのだ そのため、「(復讐を)なすべきか、なさざるべきか」という訳も、最近では多く見られる