■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50    
レス数が1000を超えています。残念ながら全部は表示しません。

物凄い勢いで雑談するスレッドですPart564です

443 :伯爵:2004/11/30(火) 23:26 ID:???
>>432
答え
TO BE or NOT TO BE.

は、ハムレットの有名なセリフで、「生きるべきか、死ぬべきか」と訳されているけれど、これは正しくない
BEという単語は、存在、ある、と言った意味を持つ動詞で、それが不定詞になっている
つまり直訳すると、「生きるためか、生きるためでないか(NOTは後の文の全否定)」になる

勿論、不定詞というからには、その動詞があらわす主語がある。その意味を表すには、この前の文章を知っていなければならない。
このセリフの前、ハムレットは伯父への復讐(父殺しへの)を開始し始めようとする。しかし、ハムレットは悩んでいるのだ
つまりそのことを考慮すると
「(復讐をする)ために存在するか、それとも(復讐をする)ために存在しないか」という直訳になってくる
ハムレットは復讐をしないで、自決して自分の運命を楽にしたいと切望している。それが「or NOT to be」という非存在の願望に表されるのだ
そのため、「(復讐を)なすべきか、なさざるべきか」という訳も、最近では多く見られる

不定詞は、その不定詞が説明するための主部からよみとるべきなのである

つまり

とべとべ
天までとべ

なわけである

144KB
READ.CGI - 0ch+ BBS 0.7.4 20131106
ぜろちゃんねるプラス