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物凄い勢いで雑談スレ 水深45m
763 :
名も無きSS書き
◆v4K6TB303w
:2003/04/29 17:12 ID:FsoQ3hDU
>>754
を百合が入ったので修正あんどちょと続き〜。
二人の心なしかさびしかった胸は,神楽までとは行かないが,
丸く,やらかく,セクシーさと可愛らしさを両立させたベストサイズ,
いうならば「B+」とも言うべきだろう,微妙なバランスを絶妙に保っていた。
「追いつくどころか,実は…。」
榊は二人の手を柔らかく握り,自分の胸へと押し当てた。心臓の音が,
ダイレクトに二人の手の中で響いた。
「あはは,榊ちゃん,昨日までの私とおそろいや〜。」
「あはっ,殆ど昨日までの大阪そっくりじゃん!」
智ちゃんの何気ない言葉が榊の今まで抱いていた大阪への憧れを呼び覚ます。
今まで何度も,大阪の私服姿,それもワンピース姿を見るたびに,
「かわいい…自分でも着れたら…」と憧れていた。そのワンピースが,
大阪の足元でだらしなく寝そべっている。
(着てみたら…どんなふうになるんだろう…。)
今まで,イメージさえしてこなかった。
まだ幼さを残していた大阪でこそ,ワンピースが似合っていたのであって,
成熟した体格の自分には似合わない。だから,自分が着たら…。
「歩ちゃん…あの…ワンピース…ちょっと着てみていいかな…?」
「えぇよ〜。着てきて〜!」
満面の笑みで,大阪はワンピースを拾い上げ手にした。
憧れのワンピースが今,自分の目の前にある。
その事実に有頂天になりながらも,榊はそっと,Tシャツとズボンを脱いでゆく。
細くなった体。大阪はワンピースのボタンを外さずに,榊にかぶせた。
「わぁ〜榊ちゃんカワィィ〜!」
智ちゃんと大阪はいかにも女の子らしい,黄色い声をあげた。
最後に「かわいい」と言われたのは何時だろうか…。榊にとって,
かわいいといわれたことは自分の記憶の中からは浮かんでこない。
だからこそ,二人の言葉は榊になかば忘れかけていた素直な気持ちを呼び覚ました。
急いで自分の姿を,前身が映るドレッシングミラーに映す榊。
映し出された自分が理想としていた,「かわいい」姿を,
鏡は脚色を入れることも無く,ありのまま映し出していた。
想像を遥かに越える,自分の姿に榊はしばし,言葉を失った…。
(続いたら…いいなぁ〜。)
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