雑談学園入試問題第625問目

452 ：伯爵：2005/04/26(火) 01:26 ID:???

>>438
肉体のないものが、いつまでも肉体の苦しみを感じることはない
死んだ後は、肉体は地に帰る

そうではない、という場合に考えるのは、霊が死の状況をそのままひきずると考えるからだ
確かにそれは悲惨だろう
しかし、そうしたら、病気で死んだ人間も、全て苦しみながら霊のままでいるということになる
老衰も、その状態のままいるとしたら、到底幸せな状態とは言えまい
とすれば、死んだら皆苦しみながら霊になる、と考えることになる
それならば、この事件に限って、霊が苦しむということもあるまい

そして、霊が精神世界のものであるから、強い事故のショックで、自分が死んだことに気づいていない､というなら、彼らは苦しんでなどいない
なぜなら、生きていた状態のままのわけだから、死を体験しつづけているわけではない

更に、霊が精神的なものであるとするならば、みだりに「ああ、この人は霊になって苦しんでいる」という考えがあった場合、その生者の勝手な思いに苦しめられることは、あるかもしれない


痛ましい事故かもしれないが、だからこそ、死んだ者を勝手に彷徨える霊にするのは、死んだ者へのおぞましい冒涜だとわたしは考える