勢いが物凄いよ、雑談スレ　426ﾔﾝﾏｰﾆ

852 ：う：2004/05/12(水) 01:56 ID:7kDa6ogM

あらすじねえ……

　隕石落下に巻き込まれ死んでしまった伯爵は生き返り、
想いを寄せる井伊のために書いていた自作ＳＦ小説のキャラクター、
黒衣の美少女さかちーになってしまった。
言葉が通じず困ったところ、トイレで体の自由を謎の人格に奪われる。
　謎の人格はさかちーを名乗り、小説の設定を現実化してゆく。
伯爵に小説の設定の修正を求めるが、逆に伯爵は主導権を握って
さかちーの正体を知った。
　さかちーは対抗者という情報生命の仲間で、
おなじ情報生命のあず青先生と長年戦争をやっていた。
戦争は全滅を避けるために様式化されたもので、
有機知性生物を対抗者が守り、あず青先生が全滅させる、
という代理戦争的な方式だった。一〇回侵攻を食い止めたら人類は助かる。
　対抗者には地球で出迎える人間がいる。
伯爵が好きな井伊がじつはその一人で、伯爵の小説は戦争に
利用するためのものだった。伯爵はその運命を受け入れる。
　あず青先生は伯爵の小説の設定を奪い、
伯爵が考えた宇宙戦艦同士が戦う。それは囮で、伯爵の友達が人質に取られた。
　あず青先生の切り札、巨大小惑星が地球目がけて飛来する。
落下すれば人類全滅は避けられない。すでに迎撃施設を井伊が
月に建設していたが、人質を見せられたら誰も反撃できず、
攻撃設備はつぎつぎとあず青先生に蹂躙される。
　伯爵はあず青先生の船に単身乗り込み、
なんと金槌一本で人質解放に成功する。
さかちーが仲間の助けを借りて月を一八〇度反転させ、
生き残っていた巨砲で井伊が小惑星を破壊し、人類は助かった。