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383個目に突入したけど勢いが止まらない雑談はここ
629 :
八八艦隊司令大阪さん
:2004/04/02(金) 03:34 ID:???
このことは、すぐに通信課から防衛隊総司令の元へと伝わり、
”本件ハ出動・調査ノ要有”と判断され、逆探知から割り出した電話の発信点へ調査班が派遣された。
30分後、発信地点に到着した調査班は顔をしかめた。
「こりゃあ…酷いな……」
そこにあったのは、首が無い男の死体だった。
その切り口は文字通り”ねじ切られて”いて、
辺りには元人間だったモノが所々に散らばっていた。
「班長殿!」
「なんだぁ?河本二等」
声の主は河本二等卒という隊員だった。
その容姿はまだ若く、白の詰襟隊員服が堂に入っていない新任の隊員だ。
「班長殿、ここから5分ほど歩いた場所に、一人乗りの円盤が…」
「そうか、よしわかった 俺は今から科学部の連中とそいつを見てくるから、お前はここを頼む」
「了解しました」
班長と数名の隊員は、森の奥へと消えていった。
一人残された河本は、死体周辺を調べ始めた。
手は何かを握っていたかのような形のまま硬直していて、
付近にあるものといえば、草木と男の一部だけだった。
と、あることに気がつく。
「……ん?そういえば…」
瞬間、後ろでガサガサと音がした。
「タレカ!」
反射的に腰の拳銃を抜き、音の方向へ向ける。
音源は明らかに不自然な葉の動きをしていて、その隙間から黒い人影のが見て取れた。
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