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物凄い勢いで雑談するすれっど186km/h

539 :tsx ('A`)/ ('A`)/ ('A`)/妙なもの思いついたよ ◆SoINeAYUMU :2003/11/09(日) 03:25 ID:???
「さあみうら、覚悟して!」
恵那は自慢の魔刀を振りかざす。それは青黒く、そして白く鋭い光を放つ。
その、体格とは釣り合わなさそうな獲物を思い切り振りかざした。
「今やそのような大刀で戦える世だと思わない事よ!」
軽くみうらはそれを飛び、かわす。まるで弁慶を翻弄する牛若丸のように。
しかし、突然空が裂け、光を放った。そしてそれは炎となってみうらを襲った。
「それぐらい承知!」
するとみうらは天に静止した。
「む、あなたなかなかっ……」
そして恵那は背中からやや小さめの刀を取り出し、みうらに飛びかかる。
みうらは地上に降り其処にあった鉄パイプを拾って応戦する。しかし、
その貧相な得物は恵那の小刀に軽く切られてしまった。バク宙して避け、
次の一手を考える。いや、既にもう決まっていた。
「臨兵闘者皆陣烈在前、臨兵闘者皆陣烈在前、我が前に壁はそびえ、我が前に兵は立たず、我が前に存在するは硬き守り、それは我が呪により具現と化す!!」
唱えるやいなや、虚空から突然鉄の壁が出現した。だが、それを数秒も経たずに突破した。
だが、その数秒はみうらにとっては十分だったのだ。
「もう呪は唱え終わりましたよ、恵那ちゃん……」

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