物凄い勢いで雑談するスレッド　169ドン

752 ：紅茶菜月 ◆5xcwYYpqtk ：2003/10/24(金) 21:06 ID:???

「私のせいなんや……」
　大阪の声はいつになく暗い。
「えっ」
　突如、表情を急変させた、セミロングの少女に戸惑ってしまう。
　そして……

「そんならや〜　私が責任をとってあげないとあかへんなあ」
　言い終わると、大阪は、人差し指を秘められた部分の中央へ、
思いっきり突き入れた。

「ああああっっつつ！」
　切り裂くような悲鳴が、薄暗い部屋の中に響き渡る。

（これが、大阪さん？）
　いつもの彼女とは、違う。
　あんなに、明るくて、心が寛くて、そして、大好きだった大阪さんと
全然違う。
「……んっっつつ！　」
　八八は、悲鳴をあげた。そして……
　大阪の大きな瞳に、微かな濁りをふくませていることに
戦慄を覚えた。

「もう。とめられへんんで」
　大阪は、狂気に足を踏み入れていることを自ら宣言して、
指の動きを速めた。

「いやあああっ……やめて」
　少女の絹を引き裂くような叫び声が、こだまする。
（あつい、あついよう）
　身体の芯から伝わる熱が、彼女の鼓動を激しく乱す。
長髪を振り乱しながら、悲鳴をあげ続け、そして、

「……　んあああっ」
　ひときわ大きな悲鳴をあげ、身体を激しく仰け反らした。

（ひとまずお終い）