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雑談スレ88

245 :ケンドロス:2003/06/30(月) 02:11 ID:???
結果はこうなりました

舞台は再び春日家に戻る。あれから30分がたったが歩は寝付けなかった。
いつもならすぐに寝てしまう歩なのに・・・翔は気持ちよさそうに寝息をたててる。

「眠れないのか?」
隣から声がしたので、顔を向けると榊がこちらに視線を向けていた。

「うん、何でやろな。いつもやったらすぐに寝れるんやけど・・・」
「そうか・・・」
沈黙・・・・・・

「歩、ありがとう。」
突然榊は歩にお礼を言い出した。

「何が?あたしお礼言われる事してへんで〜」
「歩がウルトラマンジャスティスで本当に良かったと思ってるんだ。」
「どういう事?」
「もしウルトラマンに変身するのが私一人だったら私は不安に押し潰されてたと思う。
私がウルトラマンレイとしてやっていけるのも歩がいてくれるおかげだ。変身して戦う
のが私だけじゃないってだけで凄く安心できるんだ。」
「それならあたしもお礼言わな〜。あん時もし、弥生ちゃんがレイに
なってなかったらあたしもちよちゃんもガロン、リットルにやられとったし、
デスゲイズの時も助けてくれたやん。だからありがとな〜弥生ちゃん。」
「何でだろう。ここにいると言いたい事が素直に言える。」
「私にもわからへん。」
目と目を合わせながらクスッと笑う二人。

「あたしと翔の事は気にせんといてな。いつもこうやから。」
「うん。でも私は憧れられる程かっこよくはない。」
「せやな〜というより弥生ちゃんかわええわ。最近はあたしそう思うんよ。」
「か、かわいい?」
顔を真っ赤にして榊は歩の顔を見た。その顔はニッコリ微笑んでいた。

「せや、今もとってもかわいいで弥生ちゃん。」
「あ、ありがとう。そんな事言われたのちよちゃんと歩だけだ。」
しかし、当の歩は既に熟睡していた。それを見て優しく微笑む榊。
「おやすみ、歩。それと翔ちゃん。」
榊も目を閉じた。その際に歩と翔の手を握りながら・・・

(や、弥生お姉ちゃん!?それしてもジャスティスとかレイとか何の事やろ?)
真っ赤になる翔。実は彼女も完全に寝てはいなかったのだ。しかし、
寝ぼけ半分で聞いていた為、会話の内容はさっぱり分からなかった。
ほどなくして翔も眠りについた。

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