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物凄い勢いで雑談78〜晶
535 :
c⌒っ*゚ロ゚)っトゥモルァ!!
:2003/06/14 23:15 ID:NtOmoQps
よみが引きこもってはや2年。親友だった私は半年振りによみの家を訪ねた。
「ああ、智ちゃんいらっしゃい」よみの母が出迎えてくれた。
気のせいか、髪に白いものが増えたようだ。
「よみはどうしてますか」そう聞くと、よみの母は悲しそうに首を振るばかりだった。
「智ちゃん、暦の話し相手になってくれないかしら。私とは話してもくれないのよ」
よみの母にこうまでして頼まれると断るわけにはいかない。私は胸の鼓動を抑え、よみの部屋の
ドアをノックした。「よみ、私だよ、智ちゃんだよ」
ガサゴソと音がして、ドアが少しだけ開いた。その瞬間、私は見てはいけないものを見た気が
して、激しい後悔の念に駆られた。
小学校時代はみんなの人気者だったよみ。サッカークラブのキャプテンも勤めたよみ。
その面影のか けらも無い。そこに立っていたのは、長い間風呂に入らないせいで
顔中脂と目やにで黒ずんだ激太りしたおばはんだった。
部屋の中を覗くと、パソコンがあり真昼間から2ちゃんねるに繋いであった。
それを見られたと思ったのかよみは照れ隠しをするように、
「2ちゃんねるって、バカばかりでさあ、ほんと同情するよあいつらには」と私の目を見ずに言った。
よみの臭気に蒸せかえる部屋で、いつのまにか私の頬には涙が伝っていた・・・。
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