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木村が国語の質問に答えるスレ

10 :あず青労同大阪派教労委員会 ◆uittKIMURA :2003/04/16 02:39 ID:???
この掲示板でもはや私の商売を紹介する必要もないかとも思いましたが、
やはりあらためて、あなたと同じく高校の教員であることを申し上げておきます。
そして、私の勤め先は職業高校ですので、ビジネスマナーの一環として
文書や接遇における言葉遣いを教える様な場面もあります。
こうした立場から、日頃疑問に感じている二、三の事どもについてお尋ねします。

まず、客に品物やサービスをどうするか尋ねる際に、
その対象に「〜の方」という言葉をつける事が、接客時の言葉遣いとして蔓延しております。
ご存じの通り、方角や場所を指す場合をのぞいてこれは正しくなく、
乱発されることとあいまって非常に耳障りだと私は思うのですが、
なぜこの様な言葉遣いが広まっているのか、あなたなりの分析や推測をお聞かせ下さい。
私は、意見の相違を恐れて、言い切りを避けて角が立たない様にする、という
このごろの風潮(語尾を濁したり疑問形にしたりといった話し方)の影響ではないかと考えていますが。

今ひとつは、「先生」という言葉の用い方です。
生徒が教員を呼ぶのに用いる場合は、もちろんおかしくありません。
(自発的でない場合には別の問題がありますが、ここでは置いておきます)
教員同士が先生と呼び合う事には言葉の意味からして問題がありますが、あえて置いておきます。
問題は、「教頭先生」「校長先生」です。
「肩書に敬称を付けるのは誤りです」と教える立場の同業者がそう言っていたり、
そう教えている学校の教頭や校長が付けないと不機嫌になったりしております。
専門家というだけではなく、同業者としてもぜひご意見を交わしたいと思います。

言葉というものは文法学者のものでも、文法学者が作るものではありませんから、
時代につれて変わっていく、あるいはテリトリーによって違った使われ方が
されるのは承知しております。
が、私自身、何度接しても慣れるどころか違和感を覚えるばかりですし、
何よりも生徒の多くは説明すれば納得して、ごく自然に実践を始めるのです。
長々とスレ汚しをいたしましたが、興味深くお返事をお待ちしております。

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