大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のホモが店に入ってきた。随分とご機嫌な様子だ。このホモが話すことといえばいつもセクシーダイナマイトの事だ。

そんな事を言っても愛する人は戻ってこない。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある令嬢が入ってきた。多分以前に別の客の連れで来た事があったはずだ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

そう言って自分の頭をコツンと殴りエヘッと笑ってベロを出した・・・。

まだ日も高いうちに、前に見たことがある女性が入ってきた。女性はチャック全開に気づいている様子もない。Samuelは何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

この台詞を最後にしてこの女性は旅立った・・・・・。

まだ日も高いうちに、見馴れない一人のダンディが店に入ってきた。今夜は最悪の気分だ。タバコをもみ消すともったいぶったようにこう切り出した。

冗談にしては笑えない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人の若造が店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。得意万面で初恋の話をしだした。

私の意識はbabkoの鼻の穴から伸びている一本だけ長い毛に釘付けで、話を聞いている余裕はなかった。