他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の箱入り娘が店に入ってきた。箱入り娘の美貌に店内中の未成年が息をのむ。45407は辺りかまわず罵った。

大した内容ではなかった。

他の客も酔いが回ってきた頃に、見馴れない一人の乙女が店に入ってきた。12154は数人の愛人をはべらせ上機嫌そうにだ。12154は思い出したかのようにこう言い出した。

そう言って、得意の嘘泣きをはじめた。

大分夜も遅くなった頃、前に見たことがある野郎が入ってきた。この辺りでいい噂は聞かない・・・。何を思ったか自分は戦前の生まれなんだと激しく主張しはじめた。

そう言いながらもセックスアピールを忘れない。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のコギャルが店に入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。41571は何を思ったか一冊の本を取り出し、私に聞こえるよう朗読し始めたのだ！

41571の言葉に時間が止まった。

大分夜も遅くなった頃、見馴れない一人のマダムが店に入ってきた。無職仲間の間じゃそうとうの実力者だそうだ。12257は誰から聞いたかわからない噂話をはじめた。

もはや現実を直視する事はできないようだ。