朝方、この店の常連のnameがいつものように入ってきた。自分の人生でさえも脇役を演じている、そういうタイプだ。私を嬉しそうに見つめ、もったいぶってこう言った。

本当はこのようなこと一言も思ってはいない。口先だけの○○だ。

朝方、この店の常連のnameがいつものように入ってきた。不幸を絵に描いたようなタイプだ。nameは周りを警戒するようにこう言い出した。

何故、本当の自分を偽るのだろうか。

朝方、この店の常連のnameがいつものように入ってきた。nameは終始腰を左右に揺らしている。何を思ったのか◎◎の話しをはじめた。

その横顔は若かりし頃のnameの母親に瓜二つだった。

朝方、この店の常連のnameがいつものように入ってきた。ハーレムから引っ越してきてまだ日が浅いらしい。得意万面で初恋の話をしだした。

今ここに一人の神が誕生した。

朝方、この店の常連のnameがいつものように入ってきた。nameが入ってくるなり店内が静まりかえった。nameは辺りかまわず罵った。

まるで悲劇のヒロインだ・・・。